汗トレでベタベタ汗をサラサラ汗に変える!
夏になると大量の汗をかきますが、この汗にはいい汗と悪い汗があるって知っていましたか?
- 最近運動していない
- デスクワークであまり動かない
- 夏は冷房の部屋で過ごすことが多い
- あまり水分を取らない
- お風呂よりシャワーが多い
- 夏でも体が冷えやすい
- ストレスが多い
- 汗が匂う気がする
この中で、3つ以上にチェックが入った人は要注意!
悪い汗、つまりベタベタ汗が出やすくなってるかもしれません。
そこでここでは、いい汗であるサラサラ汗と悪い汗であるベタベタ汗の違いと対策をご紹介しします!
ベタベタ汗とサラサラ汗の違い
汗をかくのは、美容にも健康の為にも良いことですよね。
汗は体温調節の為に、熱を下げるという役割があります。
本来良い汗というのは、サラッとしていて匂いが気になりません。
というのも、良い汗はミネラル分が少なく成分のほとんどが水分。
ベタつきがなく、小粒でさらっとしています。
でも、不快に感じる汗って、ベタベタしていて匂いが気になりませんか?
不快なベタベタ汗は、大粒でダラダラと流れるのが特徴。水分以外の塩分やミネラル、乳酸などの老廃物が多く含まれているので、蒸発しにくくなっているんです。
人は体温を下げる為に汗腺から汗を出していて、サラサラ汗はほとんど水分なので、蒸発しやすく体温調節がしやすくなっています。一方、ベタベタ汗は蒸発しにくく体温調節がしにくいので、熱中症の原因にもなってしまうんです。
ベタベタ汗の原因
人は体温が上昇したとき、体温を下げるために汗腺から汗を排出します。
この汗の原料になるのが、血液から血球を除いた血しょう。つまり、私達の身体を流れている血液が汗のもとになるんです。
汗腺は血液の中から身体に必要なミネラルをろ過し、いったん血液に戻してから再吸収します。
この再吸収した血しょうが薄ければ、味や匂いのないサラサラ汗になり、血しょうに老廃物が多ければ、塩っぱくて匂いの気になるベタベタ汗になります。
そして、血しょうが濃いベタベタした汗が出るのは、汗腺が正しく機能していないことが原因なんです。
汗トレでベタベタ汗をサラサラ汗に変える!
サラサラ汗を出すには、汗腺機能を高めることが大事。
汗トレでサラサラしたいい汗を出しましょう。
汗腺機能を高めていい汗をしっかり出す汗トレには、以下の入浴方法がオススメです。
高温手足浴
脳から遠い手先や手足は汗腺機能が鈍りやすい場所。
熱めのお湯に手足につける高温手足浴で、手足を温め汗腺機能を高めましょう。
足で温まった血液が全身を回ることで体の深部も温まってくるので、全身の汗トレになりますよ。
やり方は簡単。
浴槽に43度から44度の熱めのお湯を20㎝ほど、張り肘先と膝先をつけて15分入浴します。
熱めのお湯で交感神経が優位になることで、汗腺が刺激され汗が噴き出してきますよ。
その後、水を足して37度ぐらいにし半身浴をします。
交感神経優位になったところを、ぬるめのお湯で鎮めることでリラックスすることができます。
3-3-3入浴法
長くお風呂に入れなくても、効率よく体の中から温まれるのが3–3–3入浴法。
「①熱めのお湯に3分入り→②3分間身体を冷やす→③これらを3セット繰り返す。」という『3分+3分』×3セットの入浴法です。
41~42℃の熱めのお湯に肩までしっかりと3分浸かり、その後湯船から出て3分休憩します。これを3セット繰り返すだけで、体が深部から温まり、驚くほど汗がたくさん出てきます。
尚、肩まで浸かることで、体重の約10倍の水圧がかかりますので、全身の巡りがよくなると言われています。
毎日続けることで汗をかきやすい体質になれますよ。
そして、短時間で効率よく深部体温をあげれるアイテムが水素風呂。
短時間入るだけでも、その温熱効果により身体の深部体温をあげてくれる早風呂さんにもオススメのアイテムです。
普段のお風呂にプラスするだけと簡単ながら、5分ほど入浴するだけで芯から温まるので、汗トレにもバッチリなんですよ。
ベタベタ汗や汗の匂いにお悩みの方はぜひ汗トレ試してみてくださいね!
・汗トレにオススメ!水素風呂リタライフはこちらで詳しくチェック!
・部分汗にお悩みの方は「簡単にできる顔汗対処法!」で、その原因やオススメの入浴法などご紹介しています。