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活性酸素は白髪や薄毛など老け髪の元になる?

肌にハリがなくなったり、シミが増えるなど肌のエイジングの原因は肌の酸化(サビ)です。
そして、この”肌のサビ”の原因は活性酸素。確かに紫外線を浴びた後って活性酸素が大量に発生するので、シミが増えたり肌に弾力がなくなったりしますもんね。

でもこの活性酸素って、肌だけでなく髪にも影響を与えるって知っていましたか?

一気に老け見えしてしまう「白髪」や「薄毛」など髪のトラブルにも活性酸素は関係しているんです。

そこでここでは、活性酸素と「髪の老化」について調べていきたいと思います。

活性酸素が髪に与える影響とは

私たちは毎日呼吸をすることで体内に酸素を取り入れていますが、実はこの時に呼吸で取り入れた酸素のうち約2~3%が活性酸素になると言われています。
つまり人は生きているだけで、細胞やDNAを傷つけてしまう作用のある活性酸素を発生させ続けているっていうこと。
でも体内に活性酸素が発生しても、私たちの体には活性酸素を自然に取り除くという”抗酸化力”が備わっているので、基本的には活性酸素の働きのバランスは取れています。
しかし、年齢を重ねるとこの活性酸素を除去する抗酸化力が急速に低下してしまうので、私達の体は体内の活性酸素を除去することができなくなります。
そして、健康面でも美容面でも様々なところに影響が出るようになるんです。

この影響は髪にも表れます。

人間の髪の毛を形成しているのは18種類ものアミノ酸です。
そして、この中には体内で発生した活性酸素を除去するための抗酸化物質としての機能を果たすアミノ酸も存在しています。
つまり、アミノ酸は髪を育てるという働きとともに、活性酸素を除去するという働きを持っているということです。

私たちが生きていく上では、髪を育てるよりも活性酸素から体を守るという働きの方が大事ですよね。
だから、活性酸素が大量に発生してしまうと、この活性酸素を除去するということを優先し機能してしまうので、髪が育ちにくくなってしまうんです。

また、頭皮は体の中で一番皮脂を分泌する皮脂腺が多い部分。
顔のTゾーンと比べても2〜3倍もの皮脂腺があると言われています。
皮脂が多いとということは、皮脂が酸化してしまった時の影響も大きいということ。
そして頭皮が酸化してしまうと、髪を作り出している毛母細胞や髪を黒くする色素細胞をも老化させてしまうので、髪が作られづらくなって抜け毛が増えたり、白髪になってしまうということになるんです。
つまり、活性酸素は「白髪」や「抜け毛」の原因の一つ。

活性酸素を増やさない習慣を取り入れることで、「白髪」や「抜け毛」をケアすることができるんです。

抗酸化力で、白髪や抜け毛に立ち向かう!

髪や頭皮の酸化(サビ)を防ぐには、

  • 活性酸素を発生させにくくする
  • 活性酸素を除去する

ということが大事になります。

まず、活性酸素はタバコ、過度な飲酒、激しい運動、ストレス、睡眠不足、紫外線などによって増えてしまいますので、活性酸素を増やさない為には、規則正しい生活を心がけ、また紫外線対策をしっかり行うということが大事になります。

活性酸素を除去する習慣も大事になります。
βカロチン」「ビタミンC」「ビタミンE」「ポリフェノール」などの栄養素には、抗酸化作用があると言われています。
髪の酸化を防ぐ為には、これらの食事を積極的に摂ることをオススメします。

また、今話題の水素もオススメです。
水素は、”悪玉活性酸素と水素が結びつくことで水になる”という働きによって、「活性酸素」を除去すると言われています。
水素水やサプリメント、水素風呂などありますが、水素風呂は水素水を飲んだ時よりも100倍以上の量の水素を吸収できると言われています。

毎日のヘアケアに水素習慣を取り入れて、髪のトラブルを防ぎましょうね。